たったの10分でもバスタイムが勝負!自分に合ったシャンプーの選び方。

たったの10分でもバスタイムが勝負!自分に合ったシャンプーの選び方。
 

 

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梅雨入り前ですね。


日本はほんとうに湿度が高くてじめっとするので、息苦しい感じでベタベタになる季節がやってきます・・。それはそうと、もともと、大分むあーーっとした湿気がすごいシンガポールに10年住んでいましたが、ぜんぜん慣れません。カラッとしていて爽やかで髪がサラサラでいられるハワイへトリップする妄想中。

すっぴん美容家のtrue colorsです。


そんなところで、こんな時期に出てくる髪の悩み。

前々回のブログで女性は肌と髪の美しさが重要だと言いましたが

まさに昔から言われていますよね。

「髪は女の命!」

 

【前回のブログ】美人度3割アップの秘密は美髪と美肌にあり https://maketruecolors.com/?p=15


・頭がかゆくなる

・冬じゃないのに乾燥している

・30代に入って急にフケ症になった

・湿疹ができる

・出産してから栄養を取られ、抜け毛が増え、それをきっかけになかなか良くならない

 


と・・意外と『頭皮の悩み』の声を周りでもよく聞きます。

ランチの時などもね。切実なランチトピックスですね。

 

髪の老化のメカニズムとは!?


抜け毛、薄毛、髪が細く痩せる、うねり・・・

実は、髪老化は30代から始まります。

これには理由があり、女性ホルモンの減少と深く関わっています。

女性ホルモンの減少によって、髪の美しさも奪われていき、20代の頃のようにロングが綺麗に保てなくなることが多いので、

40代に向かうにつれ、どんどんロング人口が減っていく傾向があります。

 

しかし、これは仕方がないこと。

年齢とともに、避けることのできない変化が訪れるのは当たり前。

これは内面にも言えることですね。

 

心と身体の両方のケアをして、変化を前向きに受け入れて

自分に手をかけることで自信が生まれ、人生が楽しめるようになることが大事です。

 

まずは現在の自分の身体と状態を受け入れるところからがスタートです。

 

頭皮は肌の延長。肌が荒れていれば髪も荒れる!!


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鏡で見ればすぐにわかりますが、顔の肌と頭皮は皮膚一枚でつながっています。


顔が荒れていれば、頭皮も荒れて、血行が悪くなり、髪のコンディションがダウンします。肌と髪はリンクしているので、同時進行でボロボロになっているのです。


私が「女性が髪と肌」と熱弁しているのは、この2つが常に「一心同体」という意味があるから!


ちなみに、人間の身体の中で一番最後に不調が現れる場所が頭皮だって知っていましたか?


人間の身体と言うのは、生命維持にとって重要な部分から回復していくことが分かっており、髪の毛は、はっきり言って生命維持に大きな影響を与えませんので、回復する順番としては 一番最後になってしまいます。体の中で栄養が一番最後にまわってくるところなので、10円ハゲが最後に出来たりするんですよ。


私はシンガポールに暮らしていた頃、現地の幼稚園に突然入れられ、言葉も通じず環境も異なり かなりストレスだったのか、幼稚園児にして10円ハゲができてました・・・。頭皮は、本当にひどい扱いをしていくと、なかなか治らなくなってしまうのでかなり注意が必要です。


意外と知らない人が多いようですが、髪の毛は、爪や角質と同じで角化細胞といって死んだ細胞ですが、頭皮生きた細胞です。


フェイシャルだけでなく頭皮までを一枚としてケアしましょう。


 


意外と誤解が多いヘアケア。


ノンシリコン」「ノンシリコン」 騒ぎすぎ。


実は、頭皮ケアの基本は「シャンプー」です。

いろんな美容法がありますが、毎日のシャンプーが一番大切。

頭皮の荒れで皮膚科に行った時も、飲み薬ではなく、シャンプーを処方されました。それくらい重要なんですね。

 

でも、自分に合うシャンプーってなかなか見つからないもの。

市販のものからオーガニック、サロン専売品・・。多すぎる!商品が溢れています。

 

最近は自宅でのシャンプーケアがかなり注目を集めていて、

多少高級でも自分に合ったシャンプーにお金をかける人が増えてきました。

特にここ数年、ノンシリコンのシャンプーやコンディショナーが人気を集めています。

ドラッグストアへ足を運べば、目立つところに「ノンシリコン」と表示されているものが

目に飛び込んできませんか?

 


 

まるで 最近の宣伝はシリコンが完全に悪もの扱い。

 


シリコンって悪者なの?と思う方が多いかもしれませんが、シリコン=コーディング成分です。


オイル状で、髪表面のキューティクルに付着して滑らかにコーティングし、手触りをよくしたり、髪に艶を出したりする効果があり、多少入っていないとバランスが保てないものでもあります。オーガニック思考が強い方は嫌いますが、だから100%オーガニックだと髪がキシキシするというものが多いのです。

 

コーティング剤として配合されている成分なので保湿効果や補修効果はないものの、皮膚への刺激はなく、人体に害のない成分です。すすぎを怠らなければ、毛穴を詰まらせる心配もありません。

 

デメリットは、シリコンは水にも油にも馴染まない性質を持っているため、頭皮や背中などに洗い残しがあるとべたついたり、フケやかゆみ、肌トラブルの原因になる場合があります。

 



シャンプーの成分とは?


シャンプーの中身 50~60%は水、30~40%は界面活性剤。その他、保湿剤、補助洗浄剤、防紫外線吸収剤、腐剤、、などありますが、ほとんどが水と界面活性剤です。



界面活性剤も優しいものから強いものなど色々種類がありますが、そういった洗浄力が強く刺激がある界面活性剤を配合しているシャンプーをやさしく緩和するのにシリコンが配合されているのです。(洗いあがりを良くするため)


 


自分に合うシャンプー選びの基本


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「ラウリル硫酸ナトリウム」、「ラウレス硫酸ナトリウム」と書いている2つが、強い洗浄力をもっているので肌の弱い人には向きません。


アミノ酸系(○○グルタミン酸Na、○○アラニンNa、○○アラニンNa)は全体的に髪と頭皮に優しい洗浄力で刺激性も低く、洗い上がりが良いのが特徴。

髪のタンパク流失を補いながら洗浄できるのはアミノ酸系の界面活性剤となります。(優秀な反面、高価な界面活性剤)

美容に詳しい方はご存知かと思いますが、メーカーはすべて内容成分の容器や箱に配合量の多い順に明記していて、1%未満は順不同です。

まずは、成分:水、次に界面活性剤。この種類が大事。


 


乾性フケと脂漏性フケ症って?


乾性フケは乾燥していて、パラパラ落ちるタイプ、脂漏性は皮脂の分泌が多く、頭皮についてベタベタした湿性区別されていて、どちらかによって、対応が違うと言われていますが実は、意外と同じこと。


どちらにしても、軽度の脂漏性皮膚炎と考えられているので、癜風菌(でんぷうきん)というカビの一種が大量に頭皮に付着している状態。


皮脂を栄養源としている菌です。


頭の角質の新陳代謝が異常に早まってしまい、角質はポロポロと剥がれ落ちます。発生する原因はさまざまで、洗い残し、合わないシャンプーを使っている、生活リズムの乱れ、ホルモンバランス、ストレスなど、油の分泌バランスが強めに出ているので、このカビの一種の菌に効く対処法は


「シャンプー」 「硝酸ミコナゾール」が配合されたシャンプーを選びましょう。水虫の薬として、効果が実証されており、真菌類を抑える効果があります。


洗浄力で刺激の少ないシャンプー剤を選び、フケ用シャンプーを使って頭皮の清潔を心がけること。洗髪時には指の腹でマッサージするように洗うのがポイント。症状がある間は使い続け、一日置きや数日置きでも、たまに使いながら、通常のシャンプーと併用すると良いですよ。


 


次回はシャンプー以外の頭皮ケアについてもご紹介します!


頭皮が喜ぶバスライフを☆


 


★今日の美容サプリ★


生きた細胞=頭皮にフォーカスしよう。


死んだ細胞をメインに考えるのではなく、生きた細胞の毛根から元気にしていくことで、


次第に元気な髪が生まれてきます。


少し時間はかかりますが根本的なものから改善していくことが大切。生活スタイルはなかなか全てを改善するのは難しいけれど、頭皮は「シャンプー」が大切な役目を担っているので、おろそかにできません。シャンプーの良し悪しを決めるのはシリコンではなく、気をつけたいのは他の成分。


改善したい自分の肌状態のポイントに合わせて選びましょう。


もちろん好きな香りのものが◎


時間がかけれない日のバスタイム10分でも、シャンプー時間を有効に利用して、今の状態にぴったり合った美髪ケアを。

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